日系企業から外資系企業へ転職して驚いた外資の内側3選
社会人3年目で日系企業から外資系企業に転職したRuruです!
転職直後は日系企業と外資系企業の文化の際にタジタジになりました…
この記事ではそんな私が驚いた外資系企業内側を3つご紹介できたらと思います!
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。
Contents
日系企業時代に持っていた外資系の印象
最初に、「日系企業と外資系企業は全く違う!」といっても過言ではありません。
それは人事制度など目に見えるものから、会議の進め方のような目に見えない文化的面まで多岐に渡ります。
この記事では外資系企業に転職して、私が驚いた外資系の内情を3つを厳選してご紹介していきます!
日系企業にお勤めで外資系企業に興味がある方やこれから就職活動で外資系企業を目指される皆さん!
外資系企業ってなんとなく「怖い・厳しい・大変・でもお金はいい」みたいなイメージを持ちではないでしょうか?
そのイメージがあっているものもあれば、いい意味でも悪い意味でも違っているものもあります。
コテコテ日系企業にいた私が外資系企業に転職した経験談をもとに、皆さんの不安解消やイメージ払拭をしていきます。
私の経験のご紹介で外資系企業が気になっているけど一歩踏み出せない皆さんのモヤモヤを解消します!
外資の内側①自由な働き方!でもハードです!
まず最初に注意として、全ての外資系企業に100%当てはまるとは限りません。
アメリカ本社の会社やヨーロッパ本社の会社、はたまたアジアの国々本社の会社などTopがどこの国であるかや、会社の文化によっても大きく異なる場合がありますので、個別の会社の文化は企業研究をお願いします。
一方、多くの外資系企業に当てはまることだとは思いますので、ご参考になさってください!
長時間労働=効率が悪く生産性が低い
前職のコテコテ日系企業では、残業をしてやる気を示せ!や上司や先輩が残業していると部下や後輩が帰りづらい!といった文化が当たり前でした。
しかし、外資系企業では「残業=悪」と考える会社が多いと思います。
残業すると言うことは、仕事に時間がかかっていると言うことです。
同じ仕事をするときに、Aさんは1時間で完了するのに対し、Bさんは2時間かかっていたとします。
Aさんの方が効率が良いということになりますね。
つまり、残業すればするほど、時間をかけなければ成果を出せない人と判断されます。その結果、貴方は仕事が出来ない人認定されて、評価はどんどん下がります。
日系企業も同様かと思いますが、評価が下がるということは給料が下がるということなのです。
残業するなよ!というからと言って、仕事が少ないのか?と言われればそんなことは全くないです。
社員はそれぞれ会社のフレキシブルに働ける仕組みをフルに利用して残業抑制に取り組んでいます。
フレキシブルな働き方の具体例をご紹介しましょう!※くどいですが会社により完備されている制度が異なるので、事前確認をしましょう!
フレックスは当たり前のように使う!
私の会社はフルフレックスといって、コアタイムのないフレックスタイムを採用しています。
そもそもフレックスタイムとは何でしょうか?
→企業側に決められた総労働時間内で、出勤時間や退勤時間、勤務時間などを労働者が自由に決める事ができる制度です!簡単にいうと週40時間という労働時間は決まっていますが、その40時間の配分は社員に任されている状態です。
私の会社では、1ヶ月の中で規定労働時間に達していれば日々の勤務時間は問われないので、
月曜日は仕事が立て込んで2時間残業したとしても、火曜日が余裕があれば2時間早上がりし、残業はチャラと言う事ができます。
私はこの制度を使用して、午後4時ぐらいまで仕事して18時からの舞台を観に行ったりしています!!
余談ですが、人気の舞台でも平日18時公演は比較的チケットが取りやすかったりするのです…!
また、週末大阪の実家で過ごして、月曜に東京に戻る際にはフレックスタイムを利用して午前の飛行機で帰京し、12時から勤務をしています。
このように週の中や月の中で繁閑をうまく調整しております。
調整次第で休みが取れる!
休みも非常に取りやすいです。
休みます。といって嫌な顔をされたことはないです。
今はコロナの影響で実際には実現できないのですが、2週間ほど休んで海外に行くことも可能です!
ここで、最も大事なのは調整です。
好き勝手に休み、休み中に起きたトラブルは知りませんでは外資系企業では通用しません。
私が日系企業にいた頃は、休み中に沢山爆弾(仕事のヤバイやつ)を爆発させて、すみません。。(ニコっと)と言って済んでましたがそうもいきません。
休暇に入る前に、
■きちっとしかるべき人に引き継ぎを行うこと
■業務の整理をすること(やれることはやってから休む!)
が出来ないと猛烈に怒られますし、評価も下がりますので、ただただ自由だ〜!と言う訳ではありません。
常に、責任と言う文字がついて周ります。しかし、責任さえ果たせばあとは本当に自由です。
外資②外資系は本国の意向が強い!〜グローバルに働きたいならグローバル日系企業が良い〜
グローバルに活躍したいから、外資系企業に入るんだ!!
グローバルに働きたいと思って外資系企業が気にななっている方は、ちょっと一歩立ち止まる必要があるかもしれません。
外資系企業は本社がある「本国」が中心となって、各国の事業運営を現地(世界各国)で行うために現地法人を立てています。
外資系企業の日本法人は、基本的には日本の事業を回すためにたてられています。
つまり、関わる仕事のほとんどは日本の事業なのです。
また、本国の方針をもとに、日本風にアレンジして日本の事業を運営していくと言うイメージが強く、自由になんでもできるんだ!と言うイメージとは違います。
また、各国に現地法人があるということは、海外の事業に触れることもほぼないです。
(視察などにいくことはないわけではありませんが)
外資=グローバルで働ける!と言う印象は間違いですので、覚えておいてくださいね!
もちろん、海外への出張もありますし、様々な書類やシステムは英語である事が多いので、グローバル感を感じることは可能です。
もし、海外事業部門に携わり、海外出張をゴリゴリして、、と言うのをお求めでしたら、海外進出をしている日系企業で海外部門に入るのがおすすめです。
外資③外資系で繰り広げられる結構残酷な人事
本当に会社によると思うのですが、(繰り返しますが本っとうに会社による)実質クビ宣告みたいなものがある外資系企業も多いです。
実際には、日本法人では日本の労働関係の法律が適用されるので、なんでもかんでもお前はクビだ!!と言って解雇出来ないです。
労働者を守る法律的に解雇するためには解雇の条件を満たす必要があり、難易度が高いです。
しかし、本人が辞めるといえば、自己都合退職ですので解雇には当たりません。(ここが外資系企業のやり口の一つになっています)
本人が辞めるように、追い込む(=実質クビ宣告)は横行しています。
外資系企業は終身雇用や年功序列の考えが全くありません。実力主義です。
実力があり仕事ができれば評価されるし、そうでなければ評価されないのです。
合理主義的な外資系企業にとって、実力がなく仕事ができない人は必要なくなるわけです。
父も外資系企業に勤めているのですが、上司から「分かるよな(退職推奨対象であることが、)…?」みたいな会話が同僚にあったりしたそうです。
仕事が出来る人にとってはなんでもないことですが、実力面で不安のある人にとっては恐怖ですね。
しかし、外資系企業に勤めている人は、終身雇用を前提としてないことは理解していますし、外資系企業で働くことをキャリアの一つの通過点と思っている人が多いので、クビ宣告されたらどうしよう…とアワワと嘆いている人はいないです。
定年まで落ち着いて働きたい方にとっては、外資系企業は向いていない気がします。
まとめ
今回は外資系企業の内側についてご紹介をしました。
外資系企業は自由で最高!!って思う面もあれば、意外に世界を飛び回るという意味でのグローバルな働きができなかったり、評価されないと居場所がなくなるなど、人によってはマイナスと捉えられてしまうような面もご紹介しました!
少しでも外資系企業へ入社した際のギャップが小さくなればと思います!
他にも外資系企業のこんなところが知りたい!等ございましたら、コメントいただけますと幸いです!