日系企業にあっていない人の特徴3つ~当てはまったら独立か転職を~
私は日系メーカーに約2年勤めて、外資系企業に転職しました。
思い返せば新卒で入社した日系企業は内定式の時から「あ…無理かも」と気付いていました。そのときはそっと目を瞑ってしまいましたが…
それでも何とか2年間勤めて、人生のお勉強ができたいい経験にはなったのですが、最初から自分が日系企業にあっていないと気づけていれば・・と思うこともあります。
日系企業にお勤めの方で「自分は日系企業にあっていないのではないか?」と悩まれている方って多いと思います。
日系・外資系の両方で働いてきた私の経験から日系企業にあっていない方の特徴3つをご紹介します。
全て当てはまっている方は、かなり日系企業に違和感を感じていると思うので、独立か転職を推奨します!
外資やベンチャーへの転職もおすすめですが、転職先の見極めは慎重に…!
※この記事はPRを含みます。
Contents
【日系企業に合ってない人①】社内行事に行くのが憂鬱
日系企業にあっていない人の特徴一つ目が「社内行事に行くのが億劫・憂鬱」な人です!
2年で日系企業での生活に終止符を打った私が、日系企業にいた時に一番嫌だったことが「社内行事に参加すること」です。
私の会社には、社内行事の中にも業務時間内のものと業務時間外のものがありました。
業務時間内でお給料が出ている分には全く文句は言いません。(もちろん!)
業務時間内の行事の中には、会社で開かれる盆踊り祭りの準備がありました。炎天下の中、テント立てたり机を準備したりするのが入社1年目のお仕事でした。
しかし、日系老舗企業であったことから業務時間外の行事が意外と多かったです。
その、業務時間外のイベント参加は本当に精神的苦痛でした。参加自由という名目はあるものの、若手は参加必須に近い圧を感じていました。
あげるとたくさんありますが、具体的にどんな行事があったかというと
- 運動会(土曜日に開催。おじちゃんたちはビール飲んでて楽しそうでしたがね…)
- 部署での旅行(これは2年に1回の開催かつコロナ流行開始のタイミングで中止になり結局日系企業にいる間に行かずにすみました!)
- 歓迎会(ひたすら酔って気分最高の上司の若い頃は話を聞かされる)
- 定年退職社の壮行会(私は途中から同調圧力無視で全部不参加)
- 忘年会(元々余興をしろと言われてたところ、「それはパワハラですか?」の逆の圧をかけ「時代的にやめよう」という流れに)
- ピクニック(これは回避出来ず…いい頃合いで挨拶まわりしろとか1年上の先輩に言われて、ムキっときたり…)など
既に日系企業に勤めていた頃の記憶を消しかけているので、もっとたくさんあったはずです。でも、多くないですか?
壮行会や歓迎会・忘年会などの飲み会関係は百歩譲って平日の仕事終わり。
しかし、運動会やピクニック、旅行に関しては土日です。
お前らの顔なんて土日に見たくねーよ。
口の悪い私はこんなことを思っていたのです。
でも、同期や先輩方は特に違和感もないようで、「行事に参加するのが当たり前。(特に若手は)」と思っていたようです。
学生時代から、仲良くもないのにみんなで仲良しごっこというのが大っ嫌いだった私は、「日系企業はもう無理だ」と思ったのです。
社内行事が多く、「参加する意味が分からない」、「業務時間外に同僚と顔を合わせる意味がわからん」という考えに心から共感できる方は日系企業に向いていないと思います!
ちなみに、外資系企業に転職した今、歓迎会と送迎会はありますが、その他に時間外や休日に行事などは全くありません。
【日系企業に合ってない人②】実力無視の出世競争がアホらしい
日系企業にあっていない人の特徴二つ目が「実力無視の出世競争がアホらしい」と感じる人です!
最近の若者はあまり興味がないかもしれないですが、会社内では管理職の席が限られるため、出世競争というのが発生します。
出世や管理職選考の際に、外資系企業では客観的根拠に則り決定されます。
しかし、私の前職の会社はこんな状況が事務所の各所で繰り広げられていました…
- 課長になりたい人は部長のご機嫌伺い
- 本部長になりたい部長は役員のご機嫌伺い
- あちこちで繰り広げられるゴマスリ大作戦…若手社員の意見なんてまるで無視
単刀直入にゴマスリ大合戦している大の大人たちを見て、「アホやな」って思ってましたし、同じようなゴマスリ大作戦をしないとこの会社で上には上がれないということに早々に気付いてしまいました。
ゴマスリして出世しても、会社が傾いた際にそのゴマスリスキルで転職できないなと思い、早い段階での転職を決意しました。
先輩や上司と同じようにゴマスリ大作戦を自分も混じって何の疑いもなく実践出来るのであれば、外資系企業よりも出世はしやすいと思いますので、日系企業に留まった方がいいです。
ですが、残留するのであれば会社が傾いたときに戦えるゴマスリスキル以外のスキルが必要です。
社内政治のために労力を費やすのが理解不能かつ自分はできないと感じる方は早々に日系企業を逃げ出すのが得策だと思います。
【日系企業に合ってない人③】未来が全て見え透いている状況が嫌になる
日系企業にあっていない人の特徴三つ目が未来が全て見え透いている状況が嫌になる人です!
日系企業に入社して、そこから外資系企業に転職した理由で一番大きいのは「自分の未来が見えすぎた」からだと思っています。
自分の未来が見えすぎたというのはどういうことでしょうか?
大手や老舗の日系企業に勤めていれば想像しやすいかもしれませんが、
- 入社3年後には級が一つ上がり、基本給もアップする!そのおおよそ年々ごとに急がアップするかは決まっている。
- リーダーには5年目〜7年目に昇格する
- 課長には入社後10〜13年目になる人が多くて
- 45歳までに部長になれなければそこまでで昇進はストップ
- 役職定年は55歳でそこからは給料はが下がる
おおよそ、事務所の中のキャリアステップはストーリーが確立されているのです。
そして、キャリアステップが確立されているだけでなく、生き方も多くの場合確立されています。
リーダーや課長といった中間管理職になると部長や役員と若手に挟まれて死んだ魚の目をして働いている、家族やプライベートを犠牲にしている。でも、家のローンがまだまだ残っているから、仕事をやめられない。
事務所内ではそんな負の惨状が目の前に広がっているのです。
さて、そんな分かりやすいストーリーをなぞるように自身も進んでいきたいですか?
この問いに対して、
「未来がわかりやすいからこそ、人生設計も立てやすい!」と答えるあなたは日系企業に向いています。
そのまま日系企業で生き抜いてください!応援します。
「いや、そんな引かれたレールを歩くような真似はしたくない!」と答えるあなたは日系企業には向いていません。
私もまさにこのタイプで、上司や先輩を見てこのままだと進むであろう未来に失望してしまいました。
自分だけのストーリーを作りたい方は外資系企業またはベンチャーへどうぞ。
はたまた起業という道もいいかもしれませんね。
まとめ
日系企業を2年で辞めて、外資系企業に転職した事でのびのび暮らしている私の思う、日系企業に向いてない人をご紹介しました。それが下記3つ!
- 社内行事に行くのが憂鬱
- 実力無視の出世競争がアホらしい
- 未来が全て見え透いている状況が嫌になる
上記3つに全て当てはまる!という方は、より良い人生を歩むために転職や独立を考えてみるのがいいかもしれません。