エアライン志望者必見!成田空港に都内から通うためのポイント3選を徹底解説

皆様、こんにちは!
エアライン系といっても沢山職種があります。都会のオフィスで勤務する職種もあれば空港勤務が主となる職種もあります。
このように勤務地はさまざまです。

今回は首都圏で空港勤務をする際に、勤務地の候補となる成田空港に関して、転職活動を通じて通勤に関して検討した結果を皆様に共有します。
これからエアラインに転職したいけど、成田空港って通勤できるのかな?と思っていらっしゃる皆様に参考になればと思います。

では、成田空港のアクセスに関して詳しく見ていきましょう!

成田空港の基本情報

最初に成田空港の基本情報をチェックしてきましょう!

成田国際空港(Narita International Airport)

▪️住所:〒282-0004 千葉県成田市古込1−1
▪️開港日:1978年5月20日
▪️特徴:日本最大級の国際ハブ空港
国際線旅客数でいうと羽田空港を上回る。
▪️ターミナル:第1〜第3ターミナルまである。
第1ターミナルは主にスカイチームとスターアライアンス、第2ターミナルはワンワールド、第3ターミナルはLCCが主に利用しています。

年間の利用者も多く、国際貨物の一大拠点でもあるので、様々なエアライン関連会社で求人が出ており、求人数も多いです。
成田空港に特化した求人サイトもありますので、ぜひチェックください!

【成田空港への通勤ポイント①】成田空港へ行く手段

今回は都内に住んでいる方が、成田空港に通勤する際に焦点を当てて解説していきたいと思います。
それぞれの交通手段にプラスマイナスがありますので是非就職活動・転職活動の参考にしてくださいね!

京成線

京成線は成田空港へのアクセスに欠かせない鉄道です。
大きく分けてスカイライナー、アクセス特急、快速特急・特急(京成本線)という3種類に電車を分けることができます。
速さとしてはスカイライナー>アクセス特急>快速特急・特急の順でスカイライナーが最も速いです。

スカイライナー

上野から成田空港まで最速約36分で結ぶ有料特急列車。快適で早いですが、特急料金がかかります。
京成上野・日暮里と成田空港・空港第2ビルを結ぶ電車がほとんどで、一部電車は青砥や新鎌ヶ谷にも停車します。

運賃
京成上野または日暮里から成田空港まで大人で運賃(IC利用)1,267円+ライナー券(特急券)1,300円を合わせて最安2,567円で乗車することができます。
こちらから指定席の特急券チケットのネット予約が可能。
兎に角速いが、都営浅草線との直通運転はないため、都心へ行きたい場合は京成上野または日暮里で乗り換える必要があるのがデメリット。

アクセス特急

京急線・都営浅草線との直通運転もあり、都心へのアクセスの利便性が高いです。
特急料金不要で成田空港までアクセスできます。
スカイライナーの通る線路(アクセス線)を利用していますが、停車駅が多く、スカイライナーの通過待ちがあるので、スカイライナーよりは到着まで時間を要します。

運賃
京成本線を通る快速特急や特急より200円程運賃は高いです。
日本橋-成田空港間でいうと京成本線経由ですと1,219円のところ、アクセス線経由ですと1,414円と約200円高いです。

京成本線

京成線の中で成田空港に行く電車では一番安価。
停車駅も多く、そもそもアクセス線と比べ京成本線は距離も長いのでスカイライナーやアクセス特急よりも時間がかかります。
都営浅草線と直通運転している電車もあるため、都心から利用するのには便利です。

JR線

JR線も成田空港への通勤手段として利用できます。

成田エクスプレス(N'EX)

東京駅/品川駅/新宿駅から成田空港まで乗り換えなしでアクセス可能です。
東京駅から成田空港への所要時間は約1時間。特急料金が必要ですが、快適で便利です。

運賃
通常の特急料金は1,730円です。
ネットから購入できるチケットレス特急券を利用すると35%OFFの特急券が購入できます。
35%オフなので東京駅-成田空港間の特急券が1,120円となります。
運賃1,340円+チケットレス特急券1,120円の合計で2,460円で利用することが可能です。

総武線・成田線快速

特急券が不要のため、JR総武線/成田線や快速電車(特急以外の電車)を利用することで、比較的安価にアクセスできます。
ただし、時間がかかることもあるため注意が必要です。(電車の乗り継ぎ等にもよりますが1時間40分ほど)

運賃
特急券が必要ないため、東京駅から1,300円ほどで利用できまます。

バス

電車とともに成田空港への交通手段としてメジャーなのがバスです。
バスにも大きく分けて2種類あり、値段や便利さが異なりますので要チェックです。

空港リムジンバス

最も一般的な成田空港と都内や関東近郊各所を結ぶバスは空港リムジンバスですね。
なんといっても渋谷や池袋など様々な駅へのアクセスがバス一本でできるところがメリット。また、事前予約も可能!
しかし、乗車料金が高いことがデメリット。
東京駅-成田空港間ですと3,100円!(この後ご紹介するLCBと比較すると倍の乗車料金が必要になります。)

LCB(ローコストバス)

成田空港と都内を1,500円で結びます。ゆったり着席できて、成田エクスプレスやスカイライナーなどの特急より安いのでコスパは最高です。
都内の停車駅は東京駅日本橋口が中心で、一部のバスで東雲イオン前と銀座にも停車します。
とにかく安価であることがメリットですが、停車駅が限られますので停車駅への交通の便が悪い場合には利用しにくいでしょう。
また通常70分で成田空港と東京駅を結びますが、交通渋滞などで所用時間が前後する場合があります。また、リムジンバスと違い現在事前予約ができません。
詳細はこちらから!

ここまで成田空港へのアクセス方法についてご紹介してきましたが、筆者なりにまとめると下記のようになります。

【成田空港への通勤ポイント②】勤務先へ就職・転職までに確認すること

成田空港への通勤ポイント①で主な交通手段3つ「京成」「JR」「バス」をご紹介しました。
ご紹介したとおり、お値段も所要時間も様々です。
就職・転職する際に交通費の補助がどこまで出るのかを確認しておくようにしましょう。
これは会社・職種などで様々な規定があります。
具体的には以下のポイントを事前に確認しておくと安心です。

  • 勤務時間:シフト制や変則勤務の場合、出退勤の時間を把握しておくことが重要です。ちょうどいい交通手段はどれかの判断材料になります。
  • リモート勤務の有無:リモートワークが可能か、週何日出社が必要かを確認しましょう。特急券が持ち出しになった場合でも出勤回数によっては大きな出費とならない場合もあります。
  • 交通費・特急券の支給:スカイライナーや成田エクスプレスの特急料金が支給されるか確認が必要です。また、アクセス特急であれば出る場合もあります。
  • 早朝・深夜勤務時の対応:タクシー代が出るか、どのエリアまで対応してもらえるのかチェックしましょう。

【成田空港への通勤ポイント③】金銭面・体力面で通勤可否を検討する

通勤ポイント①で都内から成田空港への交通手段をまとめ、通勤ポイント②で就職・転職する会社に確認すべき事項をまとめました。

①と②より実際にご自身の家からどのような経路での出勤を主として考えるかをシュミレーションしましょう。
その上で金銭面のシュミレーションも大事ですが、実際に通勤に要する体力に関してもシュミレーションしましょう。

都内からですと1時間以上かかる場合が多いため、全区間座席に座れれば問題ないけれど指定席がなく座れなかった場合に困る、など様々な体力的問題も見えることがあるでしょう。

それらの総合的な判断として、成田空港へ通勤することができるのか出来ないのか決めましょう。

まとめ

エアライン業界を目指す方にとって、都内在住であれば成田空港への通勤は少しハードルが高いと感じるかもしれません。しかし、出勤頻度や交通費の支給によっては交通手段を工夫して、都内からでも十分に通勤可能です。

就職や転職をスムーズに進めるために、しっかりと準備して理想のキャリアを手に入れましょう。

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