【新卒で日系メーカー】外資を経て再び日系に転職した結果
転職を考える方の中には、日系企業から外資系企業へ、またはその逆のキャリアパスを検討している方も多いのではないでしょうか?
この記事では、私が実際に経験した 「新卒で日系メーカーに就職→外資系IT企業に転職→再び日系航空会社へ」 というキャリアの流れについて、リアルな経験談をお伝えします。
「外資系の自由な働き方って実際どうなの?」
「日系企業に戻るときのギャップは?」
こういった疑問を解決しながら、キャリアを考えるヒントになれば嬉しいです。
Contents
新卒で日系メーカーに就職した理由
私は 新卒でプライム上場の日系メーカー に就職しました。しかし、正直に言うと、全く第一志望ではありませんでした。
航空業界の総合職 を第一志望としていましたが、就活の結果は思うようにはいかず、メーカーに進むことに。配属も希望通りではなく、いわゆる "配属ガチャ" に敗れ、 調達部門 に配属されました。
最初は前向きに仕事をしていましたが、日を追うごとに 「この仕事、本当に自分がやりたいこと?」 と疑問を抱くようになりました。
さらに、
- 意思決定が遅い
- 上司の指示を待つ文化
- 長時間の無駄な会議
こういった日系メーカーの働き方に違和感を感じ、 ストレスの限界 を迎えました。
「もっと自由に、自分でキャリアをコントロールできる環境で働きたい」と考え、転職を意識するようになりました。
外資系に転職したきっかけとその経験
新卒のときから 航空業界 を目指していた私は、いつか必ずその業界に挑戦するつもりでいました。
しかし、就職後3年ほどメーカーで経験を積んだら転職しようと考えていた矢先、 コロナ禍 が訪れました。航空業界は打撃を受け、採用はほぼすべて凍結。
「このままでは動けない。とりあえず、他の業界を経験しておこう」と思い、外資系企業にも視野を広げました。
その結果、拾っていただいたのが 外資系IT企業 でした。
外資系ITでの経験
外資系企業に入って最初に驚いたのは、働き方の スピード感 と 自由度の高さ です。
- 自分のキャリアは自分で決める
- 成果主義で、年齢や入社年次は関係なし
- 無駄な会議が一切ない
数字や事実に基づいて話す文化、効率的な仕事の進め方に感銘を受けました。
ただし、外資系ならではの ドライさ も感じました。チームとしての一体感は少なく、 結果を出さなければ即切られるリスク もありました。
再び日系企業に戻った理由とは?
外資系での経験はとても刺激的でしたが、 やはり航空業界への思いを捨てきれませんでした。
採用が再開したタイミングを狙い、 日系航空会社の総合職 に応募。無事に内定をいただくことができました。
航空業界は、日本においては 日系企業が主要なプレイヤー です。外資系航空会社もありますが、日本国内での採用は旅客部門や営業の一部に限られています。
そのため、航空会社で総合職として働くのであれば、 必然的に日系企業を選ぶことになる と感じていました。
外資と日系の働き方・キャリアパス比較
外資系の働き方
外資系では、
- 自分の働き方やキャリアパスは自分で決める
- 上司はあくまでサポーター
- 成果がすべて
自分の裁量で動ける分、 主体性が求められます。逆に、受け身な姿勢だと、なかなか評価されません。
日系企業の働き方
一方、日系企業では、
- 会社から辞令で与えられるキャリアパス
- 長期的な雇用が前提
- 上下関係を重視する文化
組織の一員としての役割が重視され、 安定を求める人には向いている と感じます。
外資系で学んだことを日系でどう活かせるか?
外資系企業で学んだのは、 「どこに行っても通用するビジネススキル」 です。
特に、
- 数字や事実に基づいた意思決定
- 業務の仕組み化、効率化
- 自己管理能力
これらは、 日系企業で弱い部分 だと感じています。
今後は、日系企業においても 外資で学んだスキルを活かし、効率的な働き方を推進 していきたいと思っています。
転職後の日系企業で感じたこと
外資から日系企業に戻るとき、正直 ストレス を感じました。
- ぬるま湯に浸かっている社員
- 無駄な会議の多さ
- メリハリのない働き方
こういった部分に違和感を覚えました。
ただし、外資系で 「自分は自分」 という強さを得たおかげで、 自分のペースで割り切って働く ことができています。
周りと同じペースで働く必要はない。 自分の強みを活かし、宇宙人のように新しい風を吹き込む 気持ちで、これからも頑張りたいと思います。
まとめ
この記事では、 「新卒で日系→外資→再び日系」 という私の転職経験をお話しました。
- 日系の安定した環境を求めるのか?
- 外資の自由度の高い働き方を求めるのか?
それぞれにメリット・デメリットがありますが、 どこにいても通用するスキルを身につけることが大切 だと感じています。
これから転職を考えている方の参考になれば嬉しいです!