【大学入試】珍しい学部/新設学部は就職が難しいのか?
最近聞いたこともないような珍しい名前の大学の学部が多いけど、ぶっちゃけ就職はどうなの?
法学部や工学部、医学部といった歴史の長い(親御さん世代からなじみ深い)学部以外に、最近は「人間なんとか学部」とか「なんとかコミュニケーション学部」とか「文化なんとか学部」など聞き馴染みの無い学部が増えてきましたね。
受験生の皆さんや親御さんにとって、所謂伝統的な学部出ない学部に進学する(お子さんを進学させる)ことに不安を覚える方も多いのでは無いでしょうか?
この記事では創立10年ほど(私の卒業時)の学部を卒業した私が、珍しい学部/新設学部は就職が難しいのか?ということについてまとめていきます。
記事のサマリーはこちらです。
- なんとなくの学部選びは危険です。
- 学んだことを就職活動で説明できるように勉強に力を入れましょう。
- 学びを仕事に生かせるイメージが出来るか
一つずつ詳細をご説明していきます!レッツゴー!
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Contents
【珍しい学部・新設学部】何となくの学部選びは危険!
一番大事なのは珍しい学部/新設学部に関わらず言えることではありますが、「何となくの学部選びは危険」です!
就職活動の際にエントリーシートに珍しい学部/新設学部が書いてあると、様々突っ込まれます。
この学部は何を学ぶ学部ですか?
どうしてこの学部を選んだんですか?
就職活動の面接で「どうしてこの学部を選んだんですか?」と聞かれ、「えええ、何となく」では心象が非常に悪いでしょう。
なので、就職活動のときに焦らないようにキッチリと学部を選んだ理由を言語化できるようにしておきましょう。
ちなみに、私自身は文系と理系の両方の高校生が受験する文理融合学部でした。(理系入試と文系入試がありました)
学部選びの基準としては、「文系と理系両方学びたいという意欲から文理融合学部を選びました!」と答えていました。
このように答えて、嫌な顔をされたことはありませんし、むしろ好印象を持っていただくことの方が多かったです。
【珍しい学部・新設学部】学んだことを就職活動で説明できるように
珍しい学部/新しい学部では一つの学部の中で学ぶ分野が多い場合が往々にしてあります。
例えば、私の卒業した学部で言いますと歴史も学べるし心理学も学べるし、数学も学べるしといったように。
そうなると、面接官の頭に一つの疑問が浮かびます。
色々学べる中で特に力を入れた分野はありますか?
なんとな〜く学部選択をし、なんとな〜く学んでいたら、この質問は答えにくいのでは無いでしょうか?
単位だけ取れればいいやと広くあさーくではダメなのです。
もちろん、広く浅く学んだとしても根拠があるのであれば全く問題なしです。
私自身は心理学を中心に単位を取っておりましたので、「様々な分野を広く学べますが、心理学を特に深く勉強してきました。卒業論文は心理学のうち〇〇というテーマで研究をしています。」という風に回答をしていました!
あたらしい学部は名前を聞いただけでは何を学んでいるかわからないこともしばしば。
しっかり自分に言葉で学部で学べること、学んだことを言えるようにしておきましょうね!
【珍しい学部・新設学部】学びを仕事に生かせるイメージが伝わるか
3つ目も他の学部に共通して言えるかもしれませんが、「学びを仕事に生かせるイメージを伝えることが出来るか」も重要です。
就職活動を経て、晴れて社会人となり「仕事」を始めるのです。
学業がいくらできても、仕事ができるイメージの持てない学生は採用しませんよね。
法学部であれば法務系の部署や契約書を扱うような部署で活躍できそうだな、経済学部であれば経営企画室や経理などで活躍できそうだなという風に、企業の採用担当者は勝手に採用後のイメージをしながら採用を進めてくれます。
そもそも、聞き慣れない学部の場合、学んでいる内容を聞いても仕事へのイメージの結び付けが難しい場合があります。
そのため、どんな仕事がしたいか?と聞かれた際などに、大学で学んだ〜〜を〇〇に生かしたいという風に言えるとベストですね。
私の場合は統計を研究手法で使っていたので、データを分析する力を営業管理など数字を扱う部署でいかせます!って意気揚々と言っていた記憶があります。
学部の説明、学んだことの説明、学んだことの仕事への活かし方、この流れが完璧だと学部原因で面接を落とされることはまずありません。
まとめ
ここまで珍しい学部/新設学部の就職に関して3つのテーマでお話を書いてきました。
結論、学部によって就職活動が難しいとか難しく無いとか関係ありません。
「本人次第」です。
ぜひ、下記3つを意識して学部選び、在学生の方は就職活動の準備を進めてみてください!
- なんとなくの学部選びは危険!
- 学んだことを就職活動で説明できるように!
- 学びを仕事で生かせるイメージを伝える!