【大学受験】浪人タイミングで文転のメリットとデメリット
私は高校3年生の現役の受験の時まで理系で、浪人するタイミングで文系になりました!
この経験をされたことがある方は少ないと思いますので、メリットとデメリットを私の経験からお伝えできればと思います!
私は高校3年生の受験時まで理系として勉強をしておりました!
選択科目は物理と化学、社会は地理選択でした。数Ⅲもばっちりと勉強しておりました。
現役時代は前期は京都大学農学部(本当は総合人間学部を受けたかったのですが、足切りされそうで…学部変更)、後期は大阪大学人間科学部を受験しました。
文転後の浪人生時代は理科は化学(当時のセンター試験のみ)、社会は地理と倫理・政治経済を学びました。
前期は京都大学の総合人間学部(文系)、後期は横浜国立大学(学部名は忘れちゃいました…)を受けました。
このようなヘンテコな軌跡を辿ってきた私の経験から感じた浪人時に文転(理系から文系へ変更する)メリット・デメリットをご紹介していきます!
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浪人タイミングで文転して、総じて良かった!
メリット・デメリットをご紹介していく前に、総じて文転は私の受験生生活において良かったと感じています。
それは、理系でいたときは理科や数学(特に数Ⅲ)が苦手で勉強することが苦しくて苦しくて仕方なかったからです。
しかし、文転した後は勉強が楽になった訳ではありませんが、楽しく勉強できるようになったのは確かです。
そのため、総じて文転して良かったと思っています。
浪人タイミングで文転したメリット
文転のメリットは「数学や理科」で文系受験生の一歩先をいけるということです。
私は理系の中では理系科目ダメダメでしたが、ちゃんと理系の数学や記述向けの理科を学んでいた経験から、文系の数学やセンター試験の理科はかなり抵抗感なく言い方難しいですが少し楽に取り組めました。
これは最大の文転するメリットと思います。
そのほかにも、理系に費やす時間を少なくすることができるので、文系で記述がある国語や英語などに時間をしっかり裂くことができました。
浪人タイミングで文転したデメリット
理系は通常社会が1科目で、理科が2科目です。一方、文系は社会が2科目で理系が1科目です。
理科を2科目から1科目へ減らせるのに対して、社会は2科目に増えるのです…!
そこで、当たり前ですが社会1科目しかしていなかった理系は浪人の1年間で1科目を新たに仕上げる必要があるのです。
私の受験したいと思っていた大学・学部が地理と倫理・政治経済で受験可能でしたので、迷わず倫理・政治経済を選択しました。暗記が苦手で日本史や世界史は1年間で真っ白な状態から厳しいと感じたからです。
この1年間で新たな科目を仕上げるというのは文転のデメリットと感じています。
私は倫理・政治経済の勉強が大好きで時間はかからなかった方と思いますが、やはりセンター試験直前期などは倫理・政治経済に時間を取られた記憶があります。
しかし、勉強はやった分だけ成果となりますため、8割オーバーの得点ができました!
また、東京大や京都大/一部私立大は社会の論述問題が二次試験もしくは個別試験で出ますので、こちらもかなりの負担となります。
私は京都大学の二次試験は地理で受験しました。勉強時間はこちらもかなりのウエイトで取られましたが、本番7割オーバーの得点が出来ました!
このように社会1科目を1年間で仕上げるというのが浪人んタイミングでの文転デメリットになります。
まとめ
浪人の時に文転することについて、色々と語ってきましたが、下記のような内容が言えるかと思います。
- 文転のメリットは理系科目が苦手な場合に苦しい勉強から解放される
- 社会の選択科目増がデメリットとなる
何事にも物事のメリットとデメリットがありますが、最初にも述べたように私は総じて文転して良かった〜と感じています!
皆さんも浪人の時に文転するってどうなの?と思われるかもしれませんが、何とかなります。
ご自身の心で「やるぞ!」と決めたのなら、という条件付きですが!