【私の教訓/大学受験】文系・理系の選択は得意から決めるべき

高校時代

文系と理系のどちらにしようかな?

学校によりますが、遅くとも高校2年生には文系か?理系か?の選択を迫られますよね!

高校時代の私は文系と理系のどちらにするか悩む間もなく、というか深く考えずに「理系」だ!と決めちゃいました。
この何の考えない短絡的な決断が後に私を苦しめることとなりました。

私は、高校2年生から現役の受験まで理系(数Ⅲあり)で過ごし、浪人するタイミングで文転(文系になる)しました。


かなりのイレギュラーケースではあると思うんですが、結論、理系科目が壊滅的に体が受け付けず、全く現役時代は成績が伸びませんでした。
そして、浪人すると決まった際に、文転して文系としての一歩を踏み出し、やっと落ち着く場所(文系)に到着しました。

理系として無理に2年間生きて、文転してやっと居場所を見つけるという遠回りをしました。

文系・理系の選択に悩んでいる方の手助けとなれるよう、私のしくじった話をご紹介出来ればと思いますので、
ぜひ最後までご覧になってください!

※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。

【大学受験】文系が得意なのに無理して理系に進んだ末路

私は中学校時代から文系科目が大の得意でした。
そして、理系科目は不得意ではありませんが(成績は文系の方が良かったですが…)、まあ出来るという感じでした。
理系の兄が羨ましくて、理系が不得意と思いたくなかったんでしょうね。。自分自身。。

高校に入って、理科は物理・生物・化学と細かく分かれ、数学は何やら数式たちが複雑になっていきました。
そんな中で、高校一年生の終わりには「理系」もしくは「文系」を選択せねばならない時が来たのです。

当時、医者になりたいななんて思っていた私は、迷わず「理系」を選択しました。

高校2年生になり、勉強も高度になっていく中で、赤点をとるレベルで数学や理科ができなくなっていったのです。
頑張っているつもりではあるけど、難しくて理解しようにもできない。
反面、国語はクラストップを取るほどの成績となっていました。周りのクラスの友人にも文系やん!と言われるほど

高校3年生になる頃には、医者になりたいという気持ちよりも文理融合学部で学びたいという気持ちが大きくなっていっていました。

そこで、文系でも理系でも受験できるのだから、文系になれば良かったものの意地をはって、理系で突っ走る事を決めたのです。

ここには、社会が2科目必要になる文系で、地理ともう1科目日本史か世界史を受験科目にしなければいけないというのが大きな障壁となっていました。

歴史はさほど好きではなかった(多分学んでみれば得意だったのでしょうが)というのもあり「理系」で突っ走りました。

結果は最悪。

センター試験で7割も取れないという散々な結果でした。玉砕覚悟で京都大学を受験。

当然のように京都大学は落ちました。
そして、文転して浪人生活を送り、文系として受けた京都大学の試験も落ちるという末路を迎えたのです。
「たられば」ではありますが、文系として最初から過ごしていれば、もっと勉強に余裕を持って取り組めたのかな?と思います。

最終的には浪人生活を経ても、京都大学に落ちましたが、浪人生活の時は理系科目や数Ⅲがなくなったこともあり、かなり気持ち的には楽に楽しく勉強はできました。

【大学受験】決断の前になりたい職業は考えるべき

私自身、高校1年生から2年生に上がるときに、理系を選択したことは全く後悔していないのです。
というのも、当時目指していた医者という仕事は理系の医学部を卒業しなければいけないからです。
絶対になりたいものがあり、叶えるために目の前に障壁があるのなら乗り越える努力は必要と思います。

しかし、高校2年生から3年生に上がる際に、志望はガラッと変わっていました
理系入試を受ける必要は無いのです。その後の仕事(なりたい職業)においても理系である必要はありませんでした。

そこで、「文転する」という決断をしておけば良かったと本気で今では思ってます。

「理系か文系か」を決める際に、なりたい職業は必ず考えて欲しいです。

私とは逆のパターンで理系科目が苦手で文系にしたけど、農業系の専門的な仕事につきたい(農学部に行きたい)と後から思ったけど、文系から理系へなる理転はかなり難易度が高く断念したという友人もいました。

理系・文系の選択は何気ないもののようですが、後の人生に大きく関わってきますので、決断前には大学・大学卒業後のキャリアも含めしっかりと検討を重ねてくださいね。
また、周りで理転はみたことがありませんが、文転(文系へ変更する)は比較的いましたのでご安心ください。

どちらでもいいのなら得意なものを優先した方がいい

理系でも文系でも受験できる学部に入りたい私が、浪人生となるとき文転しました。

文転した理由はただ一つ、「文系が得意」だからでした。
京都大学受験を考えられたことがある方ならわかるかと思うのですが、京都大学の文系は「社会の二次試験」があります。
しかも、記述・論述問題付きです。

ここで怯んでしまうという方もいらっしゃるかもしれませんが、私は得意は何にも勝ると信じておりました。
地理で京都大学の社会の二次試験に挑むことに決めました。

結果、合格はできなかったのですが、地理で7割越えの得点(これだけあれば社会だけでいうと合格範囲)ができました。

得意なものはどんどんと自分から自然に学びに行きますが、不得意なものはまず平均になるまで相当な時間を要します。
そこから得意にしようとするのは不毛でした。(高校の理系だった時代)

職業的にゆるされるのであれば、得意を優先して文系・理系を選択されてはいかがでしょうか?

私の若き日の失敗が皆さんの糧になれば、幸いです!

Follow me!