【秘湯の宿】鶴の湯温泉宿泊体験記!部屋・食事・アクセス&冬の注意点を徹底レビュー

この記事では秘湯の湯である秋田県の「鶴の湯」に宿泊した体験をご紹介していきます!

鶴の湯に行ってみたい方や東北のいい温泉を探している方に読んでいただけますと幸いです!

鶴の湯とは?歴史と特徴

鶴の湯の歴史

鶴の湯温泉は、秋田県の秘湯「乳頭温泉郷」の中でも最も歴史のある温泉宿です。
その起源は江戸時代初期の寛永15年(1638年)まで遡り、秋田藩主・佐竹義隆公や亀田藩・岩城玄蕃公も湯治に訪れた記録が残っています。
一般客向けの湯宿としての記録は
元禄時代(1688~1704年)からあり、まさに「秘湯」と呼ぶにふさわしい歴史を誇る温泉です。

基本情報

  • 施設名:乳頭温泉郷 鶴の湯温泉
  • 住所:〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖田沢先達沢国有林50
  • 営業期間:通年営業
  • 宿泊料金:11,040円〜23,250円(1室2名 朝夕食付・税込)
  • チェックイン:15:00 / チェックアウト:10:00

乳頭温泉郷の中での鶴の湯の位置付け

乳頭温泉郷には7つの温泉宿がありますが、鶴の湯はその中でも最も歴史があり、秘湯らしい風情を持つ温泉宿です。
特に、茅葺き屋根の建物や囲炉裏付きの客室が残り、「日本の原風景を感じられる温泉宿」として人気があります。
また、鶴の湯には4つの源泉があり、異なる泉質の温泉を楽しめるのも大きな特徴です。

鶴の湯の魅力

✅ 源泉かけ流しの温泉

  • 鶴の湯には「白湯」「黒湯」「中の湯」「滝の湯」の4種類の源泉があり、それぞれ異なる泉質と効能を持ちます。
  • 特に**白湯(硫黄泉)**は、鶴の湯の象徴ともいえる温泉で、美肌効果が高いとされています。

✅ 茅葺き屋根の風情ある宿泊棟

  • 江戸時代から続く**茅葺き屋根の「本陣」**が特に有名。囲炉裏付きの部屋もあり、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえます。

✅ 秘湯ならではのシンプルな設備

  • エアコンなし・テレビなしの昔ながらの温泉宿。静けさと自然を満喫できる環境です。
  • トイレ付きの部屋は16室のみ、それ以外の19部屋は共同利用なので、予約時に注意が必要です。

宿泊関連情報

客室数:34室(トイレ付き16室、トイレなし19室)

アメニティ:ボディソープ、シャンプー、リンス、浴衣、バスタオル、歯ブラシ、ドライヤーなど完備

クレジットカード:VISA、MASTER対応

予約方法

  1. 日本秘湯を守る会公式サイト
  2. JR東日本 びゅうダイナミックレールパック公式サイト
  3. 電話予約:0187-46-2139(7:00~22:00)

鶴の湯へのアクセス方法【電車・バス・車】

鶴の湯温泉は、秋田県・乳頭温泉郷の山奥に位置しており、電車+バス+送迎車、またはでのアクセスが可能です。特に冬季は道路が凍結するため、アクセスには注意が必要です。

電車+バス+送迎車での行き方(田沢湖駅経由)

  1. 秋田新幹線「こまち」に乗り、JR田沢湖駅で下車。
  2. 駅前の定期バス(羽後交通 乳頭温泉行)乗車。
  3. アルパこまくさバス停で下車
  4. 鶴の湯の送迎車で鶴の湯温泉へ(約10分)。

田沢湖駅からバスは1時間に1本しかないため、時間に余裕をもって計画を立てること。田沢湖駅に着いたら、何時のバスに乗るか鶴の湯へお電話必須。冬季は雪道になるため、スーツケースは転がしにくいので注意!

車でのアクセス(冬季の注意点・駐車場情報)

🚗 東京・仙台方面からのアクセス

  1. 東北自動車道・盛岡IC から国道46号線を秋田方面へ。
  2. 田沢湖町に入り、国道341号線に右折
  3. 先達沢交差点(ENEOSのガソリンスタンドが目印) で右折。
  4. 約13kmほど県道を登ると、鶴の湯の木製看板が見えるので左折。
  5. 鶴の湯林道を3km進むと到着(途中で「別館 山の宿」を通過)。

🚗 秋田市・秋田空港方面からのアクセス

  1. 秋田市から国道13号線 → 国道46号線を経由し、田沢湖へ。
  2. 田沢湖で国道341号線に左折、先達沢交差点を右折(ENEOSが目印)。
  3. 13km進むと、鶴の湯温泉の入口看板が見えるので左折。
  4. 鶴の湯林道を3km進むと到着。

道路が凍結するため、スタッドレスタイヤまたはチェーン必須。

鶴の湯の木製の看板を見逃すと、Uターンできる場所が少ない!
→ 一度通り過ぎてしまうと戻るのが大変なので、看板を見逃さないように注意。

道幅が狭いため、運転が不安な場合はバス+送迎車を利用するのも◎。

鶴の湯の食事体験記 – 夕食・朝食レビュー

夕食のメニュー紹介(名物山の芋鍋、川魚、山菜料理)

夕食 は名物「山の芋鍋」と川魚・山菜料理。

鶴の湯の夕食は、山菜やキノコをふんだんに使った郷土料理が中心。特に名物の「山の芋鍋」は、コクのある味噌仕立てのスープが特徴で、体が温まる逸品です。

そのほかのメニュー

  • イワナの塩焼きは、パサつきがなくしっとりとした身が特徴で、しっかりとした塩味が効いていて美味。
  • 山菜や野菜中心のヘルシーな料理ながら、意外とボリュームがあり満足感のある食事でした。

朝食の内容と感想

朝食 は旅館らしい和朝食。

朝食はご飯と味噌汁を中心に、イワナの甘露煮・お漬物・納豆・お浸し・お豆腐など、シンプルながら滋味深い内容。

ご飯はおかわり自由で、一つひとつの料理の味がしっかりと感じられ、素朴ながらも満足できる朝食でした。

食事の提供場所と雰囲気

三号館宿泊の場合、お部屋食は選択できず本陣6・7番の囲炉裏のある会場で食事をいただきます。

夕食は、囲炉裏で温められた芋鍋をついでいただくスタイル。他の宿泊者と向かい合う形で食事をするため、賑やかな雰囲気。

朝食は、グループごとに壁際の折りたたみ机にセットされており、寝起きの顔を気にすることなく落ち着いて食事ができます。

座布団に座るスタイルのため、膝や股関節に不安がある方には少し負担があるかもしれませんが、事前にお願いすれば椅子を用意してもらうことも可能です。

🌟 総評
夕食・朝食ともに、地元の食材を活かした素朴ながら味わい深い料理が楽しめるのが魅力。囲炉裏のある会場で温かい雰囲気の中、郷土料理を堪能できる体験は、まさに「秘湯の宿」ならではの醍醐味でした。

実際に泊まって感じたこと&注意点

良かった点

鶴の湯温泉での滞在は、まさに秘湯ならではの贅沢な時間でした。特に、冬の雪景色に包まれた静寂の中で浸かる温泉は格別で、非日常を存分に味わえます。

食事は地元の山菜やキノコをふんだんに使った健康的なメニューながら、ボリュームもしっかりあり、満足感のある内容でした。温泉の泉質も素晴らしく、入浴後は肌がすべすべになり、湯治場としての歴史と効能を実感できます。

また、宿泊者の年齢層は比較的高めで、館内の雰囲気も落ち着いているため、静かにゆったりと過ごせるのも魅力です。

注意点

鶴の湯温泉は昔ながらの温泉宿であるため、いくつか注意すべき点があります。

まず、設備の古さは感じるものの、清掃が行き届いており清潔感は十分です。ただし、トイレ付きの部屋が限られているため、夜間に共用トイレまで移動しなければならず、不便に感じることも。快適さを求める場合は、トイレ付きの部屋を選ぶのがおすすめです。

また、夏場を中心にカメムシが発生することがあるようで、実際に食事会場で1匹見かけましたが、スタッフが素早く対応していました。冬場は茅葺き屋根の中で越冬し、室内が温まると出てくることがあるため、虫が苦手な方は事前に宿へ相談し、カメムシが出にくい時期や部屋を選ぶと良いでしょう。

さらに、高速Wi-Fiは無料で利用できますが、キャリアによっては電波が入りにくい場合があります。電話をかける予定がある場合や、重要な連絡がある場合は、ふもとで済ませてから向かうのが安心です。

まとめ

宿泊をおすすめしたい人

全体的に、鶴の湯は「秘湯の風情を存分に味わい、温泉と静寂を楽しむための宿」。

多少の不便さもありますが、それ以上に得られる癒しや贅沢な時間の価値は計り知れません。

日常を忘れ、静かに湯に浸かる贅沢を味わいたい方には、ぜひおすすめしたい温泉宿です。

鶴の湯の混浴に関してはこちらの記事で詳しく解説していますので、併せてご確認ください!!

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